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株式会社オブライト
AI2026-09-02約7分で読めます

Claude Fable 5.1 / Mythos 5.1 最速解説 — 料金・性能

Anthropicが2026年9月1日発表の「Claude Fable 5.1」「Claude Mythos 5.1」を解説。価格は$10/$50per1Mtokensで据え置き、キャッシュ読み取りは$0.25へ75%減、Terminal-Bench-Scienceは24.7%→52.6%。料金・入手方法を整理。


Anthropic は2026年9月1日、Claude Fable 5.1Claude Mythos 5.1 を発表しました。価格は入力 $10 / 出力 $50 per 1M tokens で据え置き、キャッシュ読み取り料金のみ $0.25 per 1M tokens(75%引き下げ)。API のモデル ID は claude-fable-5-1 で、Claude.ai・API・Claude Code・AWS / Google Cloud / Microsoft Azure から利用できます。

Claude Fable 5.1 / Mythos 5.1 とは

Claude Fable 5.1 は、2026年6月の Claude Fable 5 / Mythos 5 と同様に セーフガード付きの公開モデル。一方 Claude Mythos 5.1 は同一基盤モデルながらセーフガードを緩和した版で、審査済みのサイバーセキュリティ・生命科学の専門家向けに、米国組織限定のアクセスプログラムとして提供されます。両モデルとも今回は マイナーバージョンアップ(5 → 5.1) という位置づけで、6月の新階層導入時のような大規模な体系変更はありません。

同一の基盤モデルから Claude Fable 5.1(一般提供)と Claude Mythos 5.1(審査済みアクセス限定)に分かれ、Fable 5.1 が Claude.ai・API/Claude Code・主要クラウド3社から使えることを示した図

何が変わったか

公式発表では、以下の領域での強化が挙げられています。

- コーディングとナレッジワーク
- 長時間タスクの推論(多段階・持続的なエージェント実行での精度)
- 科学研究(分子設計・計算生物学)
- エージェント的作業のタスク検証(自身の出力を検証する能力)
- 文章品質

旧モデル(Fable 5 / Mythos 5)の廃止アナウンスは今回ありません。既存ワークフローを Fable 5.1 へ即座に切り替える必要はなく、ベンチマークやコストへの影響を見ながら移行を検討できます。

ベンチマーク比較(Fable 5 → Fable 5.1)

公式発表に掲載されたベンチマークスコアです。特に Terminal-Bench-ScienceTerminal-Bench 4.0 の伸びが大きく、長時間の科学研究タスク・端末操作を伴うエージェント作業での強化がうかがえます。

ベンチマークFable 5Fable 5.1
Terminal-Bench-Science 0.124.7%52.6%
Terminal-Bench 4.042.0%55.8%
CursorBench 3.2.070.5%73.4%
OSWorld 2.0(strict)36.1%41.7%
Humanity's Last Exam(with tools)63.8%65.0%

コンテキスト長については公式発表に明記がありません。VRAM やトークン上限を前提にした設計をする場合は、Claude API Docs の最新情報を都度確認してください。

料金・提供形態

入出力の単価そのものは Fable 5 から 据え置きですが、キャッシュ読み取り料金が大幅に下がったことで、実運用コストは低下します。Anthropic は 典型的なワークロードで約25%、エージェント的用途では最大45%のコスト削減 になるとしています。プロンプトキャッシュを多用する Claude Code のようなツールでは効果が出やすい設計です。

項目Fable 5Fable 5.1
入力料金(per 1M tokens)$10$10(据え置き)
出力料金(per 1M tokens)$50$50(据え置き)
キャッシュ読み取り料金従来水準$0.25(75%引き下げ)
提供チャネルClaude.ai / API / Claude Code / AWS・Google Cloud・Microsoft Azure同左
API モデル IDclaude-fable-5claude-fable-5-1

使い方・入手方法

Claude Fable 5.1 は Claude.ai(モデル選択メニュー)、API(モデル ID claude-fable-5-1 を指定)、Claude Code、そして AWS Bedrock・Google Cloud Vertex AI・Microsoft Azure の各主要クラウドから利用できます。既存のコードやプロンプトをそのまま使う場合は、モデル ID を差し替えるだけで移行できます。

Claude Mythos 5.1 は一般提供されず、審査済みのサイバーセキュリティ・生命科学の専門家を対象とするアクセスプログラム経由(米国組織限定)でのみ利用可能です。申込・審査プロセスの詳細は公式発表に個別記載がないため、対象となる組織は Anthropic への問い合わせが必要です。

Fable 5 との違い(比較表)

観点Claude Fable 5Claude Fable 5.1
発表日2026年6月9日2026年9月1日
Terminal-Bench-Science 0.124.7%52.6%
Terminal-Bench 4.042.0%55.8%
CursorBench 3.2.070.5%73.4%
入出力単価$10 / $50$10 / $50(変更なし)
キャッシュ読み取り従来水準$0.25(75%減)
コスト削減効果典型ワークロード約25%、エージェント用途最大45%
コンテキスト長公式に明記なし公式に明記なし

数値面で見る限り、Fable 5.1 は 価格据え置きのまま性能とコスト効率を底上げする「実質値下げ」に近いアップデートです。特にキャッシュ多用のエージェント運用では、単価改定なしでも総コストへの影響が大きくなります。関連して Claude Opus 5Claude Sonnet 5 など他階層のモデルとの使い分けも、コスト構造の変化に合わせて見直す価値があります。

FAQ

Claude Fable 5.1 のコンテキストウィンドウはどれくらいですか?

公式発表では言及されていません。設計・見積もりの際は Claude API Docs の最新のモデル一覧ページで確認することを推奨します。

Fable 5 から 5.1 への移行で価格は上がりますか?

上がりません。入力$10・出力$50 per 1M tokens で据え置きです。むしろキャッシュ読み取り料金が$0.25へ75%引き下げられたため、キャッシュを多用する用途では実質的にコストが下がります。

Claude Mythos 5.1 は誰でも使えますか?

使えません。審査済みのサイバーセキュリティ・生命科学の専門家向けで、米国組織限定のアクセスプログラム経由でのみ提供されます。一般提供はされていません。

Fable 5 は使えなくなりますか?

公式発表では旧モデルの廃止アナウンスはありません。2026年9月1日時点で Fable 5 の提供終了時期は明示されていないため、移行は各自の検証結果に応じて進める形になります。

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