Cue by Manus(cue.im)とは
電話・メール・ウォレット・コンピューターを持つパーソナルエージェントアプリ。できること・始め方・料金・注意点【招待制】
Cue by Manus(cue.im)は Manus 2.0 と同時発表のパーソナルエージェントアプリ。各 Agent が電話・メール・ウォレット・PC を持ち、招待制の早期アクセスは無料。cueai.app の Cue AI とは別物。公式情報から、できること・始め方・料金・注意点を詳しく整理した。
Cue by Manus(cue.im)は、Manus が 2026 年 9 月 28 日に Manus 2.0 と同時に発表したパーソナルエージェントアプリだ。各 Agent に「電話・メール・ウォレット・コンピューター」の 4 つのアイデンティティを持たせ、あなたの代わりに連絡・予約・支払い・作業を進める。公式サイトにはモバイルアプリと macOS 版・Windows 版があり、App Store(日本)と Google Play で配信されている。現在は招待コード制のアーリーアクセスで、コードがあれば無料で使え、アクセスを得ると Plus メンバーシップが無料で付く。
本記事は 2026 年 10 月 14 日時点の cue.im の日本語ページ、公式ブログ、公式ヘルプ、App Store(日本)、Google Play の記載に基づく。cueai.app の「Cue AI」とは別会社の別製品であり、そちらは別の記事で扱っている。公式に明記のない点は「公式に明記なし」と書き、第三者レビューの数値は引用しない。
Cue by Manus とは — Manus 2.0 と同時に出た「あなた専属の Agent」アプリ
公式ブログは Cue を「Manus と同じインフラ上に構築された、スマートフォンとデスクトップで使えるパーソナルエージェント向けの新しいスタンドアロンアプリ」と説明している。公式サイトのキャッチは「あなた専属のエージェントが、いつでも Cue。」だ。公式ヘルプによれば Cue と Manus は同じアカウント・同じデータを共有しており、Cue のアカウントだけを削除して Manus を残すことは現在できない。Manus 2.0 全体の内容はこちらの記事にまとめている。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | Cue by Manus(公式サイトでは「Cue」。英語タイトルは「Cue - Your Personal Agents, With Their Own Identity」) |
| 開発元 | Manus(運営会社 Butterfly Effect Pte. Ltd.) |
| 発表日 | 2026 年 9 月 28 日(Manus 2.0 と同時、公式ブログ) |
| 種類 | スマートフォンとデスクトップで使えるパーソナルエージェント向けのスタンドアロンアプリ |
| 対応プラットフォーム | 公式サイト: macOS 版・Windows 版のダウンロードとモバイルアプリ。公式ブログ: Web・デスクトップ・モバイル。ストアは App Store(日本)と Google Play |
| アプリ UI 言語 | App Store の表示で 22 言語(日本語あり) |
| アクセス | 招待コード制(アーリーアクセス) |
| 料金 | アーリーアクセス中は招待コードがあれば無料。正式料金は公式に明記なし |
| 最新版 | App Store 26.17.13、Google Play は 10 月 14 日更新 |
| ストア評価 | App Store(日本)34 件・平均 4.8、Google Play 4.7(2.4K 件)・10K+ ダウンロード |
Agent のアイデンティティ — 電話・メール・ウォレット・コンピューター
Cue の中心的な考え方は、Agent に「自分専用の身分」を持たせることだ。公式サイトとストア説明によれば、Agent は次の 4 つを持つことができる。

| 要素 | 公式の説明 |
|---|---|
| 電話 | 自分専用の番号で電話をかけたり受けたり、メッセージを送信したりする。転送された電話を受け、要約を Cue に残す |
| メール | 専用のアドレスからメールを送受信する |
| ウォレット | あなたが管理する権限の範囲内・設定した予算内で支払いを行う。「自分のカードで支払い」と説明されている |
| コンピューター | 必要なアプリとツールを備えた専用のワークスペースで作業する。「あなたがログオフした後も作業を続けます」 |
公式サイトの FAQ は、Agent は独自のメールアドレス、コンピュータワークスペース、電話番号、ウォレットを持つことができ、アクセスできる範囲や承認が必要な操作を管理できると説明している。承認については「確認の範囲はあなたが設定します。判断が必要なときには、エージェントが作業を持ち帰ってきます。」とある。Google Play の説明では、購入と支払いはあなたの承認のもとで完了するとされている。ただし、どの操作を支払いごとに確認するのかは公式に明記なしだ(詳しくは後述)。
できること — チーム、QR で作成、コネクタとメッセンジャー、監視と予約
公式ブログは、複数の Agent を 1 つの会話に集めて共同作業させる「チーム(グループチャット)」を例に挙げる。1 人がニューヨークでのローンチ会場を調査し、別の 1 人が候補リストを作り、3 人目が資料の下書きをする。「あなたは方向性を決め、最終判断を下します」という使い方だ。主な機能は次のとおり。
- スキャンして作成: 公式サイトは「スキャンして Agent を作成」を掲げる。Google Play の説明では、対応するカフェやレストランで注文用 QR コードをスキャンすると、そのサービス専用の Cue が作られ、メニューを調べて注文する。支払いはあなたが確認する。公式ブログには、順番待ちのキープも例として載っている
- コネクタ: 公式サイトの連携例は Trip.com、oura、Gmail、MyFitnessPal など。Google Play の説明では、メール・カレンダー・メッセージングなどの対応アプリに許可制で接続し、権限はいつでも変更できる
- メッセンジャー連携: 公式ヘルプによれば、現在対応するのは iMessage、Telegram、LINE、Slack の 4 つ。同じ Agent に複数を接続して同時に有効にできる。手順は Agent を開く → Agent Info → Integration → Messenger → Connect で、各プラットフォームごとに繰り返す。企業ネットワークでは、初回の OAuth のためにモバイルデータへの切り替えが必要な場合がある
- Memory と Dream: Google Play の説明では、食の好み、旅行の習慣、学習の進捗、続けたい計画を記憶し、戻ったときに続きから再開する
- Automations: Google Play の説明では、日次アジェンダの作成、週の買い物リスト、変化の監視をスケジュール実行、または対応するイベントや条件への反応として行う
公式サイトは用途を「予約と旅行」「ショッピング」「連絡と事務手続き」「お金の管理」「日常生活」「仕事と創造性」の 6 カテゴリに分け、例文を載せている。日本に関わるものでは、東京 5 日間の家族旅行(地下鉄駅近くのホテル、ディズニーのチケット、成田の送迎)、宇治で半日の抹茶ルート、新宿滞在時の Suica と地下鉄パスの比較、「ドルが 160 円になったら教えて」、「今週は東京にいて時差がつらい。アメリカからの電話に代わりに出て」がある。監視系の例も多く、キャンプ場の空き、早い予約枠、イベントの受付開始、チケットの発売などで「空きが出たら即予約・通知」する使い方が並ぶ。
始め方と料金 — 招待コード、Plus が無料で付く、電話番号は別購入
手順は、無料のアカウントを作成し、サインイン後に招待コードを入力する、という流れだ。Google Play の説明では、アクセスを得ると Plus メンバーシップが無料で含まれる。公式ブログには「MEETCUE から始められます」とあるが、これは 9 月 28 日時点の記載で、現在も有効かどうかは公式に明記なしだ。アクセスを得た人には共有用の追加招待コードも配られると同ブログは述べている。デスクトップからは、公式ヘルプによれば Manus のサイドバーの Agents(Cue!)タブに表示される QR コードをスキャンしてアプリをダウンロードできる。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アーリーアクセスの料金 | 公式ブログ(9 月 28 日): 招待コードがあれば無料。数量限定で先着順 |
| Plus | Google Play の説明: アクセスを得ると Plus メンバーシップが無料で含まれる。Plus の内容は公式に明記なし |
| 電話番号サブスク | 公式ヘルプ: Manus メンバーシップとは別に購入する。電話の使用量は Manus クレジットを消費せず、Cue の週次アローワンスにカウントされる。価格・週次アローワンスの量・対応国は本文に明記なし |
| App Store の課金一覧 | US Phone Number ¥1,500、Singapore Phone Number ¥1,500、Cue Plus ¥30,000、Cue Pro ¥150,000、Cue Max ¥300,000、Cloud Computer ¥11,000(日本円表示。課金期間は一覧から読み取れず、各プランの内容も公式に明記なし) |
| 正式料金 | アーリーアクセス終了後の価格を含め、公式に明記なし |
参考として、同じヘルプによれば Manus 本体は Free が $0(300 クレジット/日のリフレッシュ、同時タスク 1)、Pro が $20/月〜、$40/月〜、Team が $20/席/月〜で、年払いは 17% 割引だ。Cue の料金とは別の体系なので混同しないこと。
対応デバイスとストア情報
| 項目 | App Store(日本) | Google Play |
|---|---|---|
| 名称 | Cue by Manus | Cue by Manus |
| 販売元 | BUTTERFLY EFFECT PTE. LTD. | BUTTERFLY EFFECT PTE. LTD. |
| バージョン/更新 | 26.17.13(直近 5 日で 26.17.1 から 26.17.13 まで 5 回更新) | 2026 年 10 月 14 日更新 |
| サイズ | 236.2MB | 本記事では未確認 |
| 対応 OS | iOS 17.0 以降、iPadOS 17.0 以降、macOS 14.0 以降(Apple M1 以降)、visionOS 1.0 以降 | 本記事では未確認 |
| 言語 | 22 言語(日本語あり) | 本記事では未確認 |
| 年齢 | 13+ | 3+ |
| 評価/ダウンロード | 34 件・平均 4.8 | 4.7(2.4K 件)、10K+ |
| データ | ユーザーに紐づくデータは購入、連絡先情報、ユーザーコンテンツ(メール/テキスト、写真/動画、音声など)、識別子、診断(開発者申告) | 第三者と共有し得るのは個人情報とデバイス ID。収集し得るのは個人情報・財務情報など 9 種。転送中は暗号化、削除リクエスト可 |
公式ブログの 9 月 28 日時点では、iOS 版は App Store の審査完了後に提供予定とされていた。10 月 14 日時点では、日本の App Storeに掲載されている。バージョンは直近 5 日で 26.17.1 → 26.17.9 → 26.17.10 → 26.17.12 → 26.17.13 と更新されており、更新頻度は高い。App Store には「iPad 向けに設計。macOS では未検証」の表記がある。Mac で使う場合は macOS 14.0 以降かつ Apple M1 以降が条件になっている。プライバシーラベルは、連絡先情報やユーザーコンテンツ、購入情報がユーザーに紐づくデータとして申告されているため、メールや通話内容を Agent に扱わせる前に確認したい。Google Playの評価は 4.7(2.4K 件)だ。
公式に明記のないこと — 導入前に確認したい点
- 正式料金: アーリーアクセス終了後の価格と、Cue Plus / Pro / Max の内容は公式に明記なし
- 電話番号: 対応国(App Store の課金名からは US と Singapore)、SMS 対応、週次アローワンスの量は公式ヘルプ本文に明記なし
- ウォレット: 決済手段、上限の強制方法、返金は公式に明記なし。公式サイトの例文には支払いを Link で行う例がある。承認が機能ごとに 1 回なのか、支払いごとの確認なのかも明記がなく、Product Huntのコメント欄にも同じ質問が未回答で残っている
- 日本での提供: アプリは日本の App Store に掲載され UI も日本語に対応するが、日本で電話番号やウォレットを使えるかは公式に明記なし
- 専用コンピューター: 提供条件は公式に明記なし(App Store の課金一覧には Cloud Computer がある)
- 監査ログ: 通話や支払いの履歴をどう確認できるかは公式に明記なし
中小企業や個人事業で試すなら、まず低リスクの用事から始めるのが現実的だ。支払いの予算上限は小さく設定し、メールは業務の本アドレスと分けた別のものを使う。顧客情報や契約に関わる連絡は任せない。どこまでを AI に任せてよいかの線引きは、AI に任せてよい業務・いけない業務の記事が参考になる。
位置づけ — dots・Muse・Grok Bot との違いは各記事で
Cue は、常時稼働してユーザーの代わりに動くパーソナルエージェントの流れの中にある製品だ。他社の同種製品とは、OpenAI dots、Meta Muse、Grok Botの各記事で扱っており、仕様や価格はそれぞれの記事と公式を参照してほしい。デスクトップでコンピューターを操作する Manus 側の機能は、Manus Studio の記事にある。
会社の状況も押さえておく。Manus は 2025 年 12 月 29 日に Meta に買収され、2026 年 4 月 27 日に中国当局が撤回を命じ、2026 年 8 月に独立運営へ復帰した。TechCrunchは 10 月 8 日、分離後初の資金調達として 5 億ドル超(Boyu Capital と IDG Capital がリード)を報じている。Cue は、この独立回復後の最初の新製品のひとつだ。
よくある質問
Cue by Manus は無料で使えますか?
公式ブログによれば、アーリーアクセス中は招待コードがあれば無料で利用できる。Google Play の説明では、アクセスを得ると Plus メンバーシップが無料で含まれる。一方、電話番号のサブスクリプションは Manus メンバーシップとは別に購入する。正式料金は公式に明記なし。
招待コードはどこで手に入りますか?
公式ブログ(9 月 28 日)は MEETCUE から始められると述べ、アクセスを得た人には共有用の追加招待コードも配られるとしている。ただし MEETCUE が現在も有効かどうかは公式に明記なし。
日本語で使えますか?
公式サイトには日本語ページがあり、App Store(日本)の表示ではアプリの言語 22 のうちに日本語が含まれる。
日本で電話番号やウォレットは使えますか?
公式に明記なし。App Store の課金一覧にある電話番号は US と Singapore の 2 種で、日本の番号は載っていない。ウォレットの日本での提供可否も明記がない。
勝手に支払いをしませんか?
公式サイトの FAQ は、確認の範囲はユーザーが設定し、判断が必要なときは Agent が作業を持ち帰ると説明している。Google Play の説明も、購入と支払いはユーザーの承認のもとで完了するとする。ただし承認が支払いごとか機能ごとかは公式に明記なしで、導入前に確認が必要だ。
Cue AI(cueai.app)と同じものですか?
別物だ。Cue by Manus(cue.im)は Manus の製品で、cueai.app の Cue AI は別会社の別製品。Cue AI については当サイトの別記事で扱っている。
Cue だけ退会できますか?
公式ヘルプによれば、Cue と Manus は同じアカウントを共有しており、Cue のアカウントだけを削除して Manus を残すことは現在できない。
出典
- Cue 公式サイト
- 公式ブログ「Manus 2.0 のご紹介」
- 公式ヘルプ「Manus 2.0 の新機能」
- 公式ヘルプ「Can I connect multiple messaging Agents at once in Cue?」
- 公式ヘルプ「What is the current membership pricing for Manus?」
- 公式ヘルプ「How can I delete my account?」
- 公式ヘルプ「How can I use Mail Manus?」
- App Store(日本)「Cue by Manus」
- Google Play「Cue by Manus」
- Product Hunt「Cue by Manus」
- TechCrunch(2026-10-08)
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