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Network2026-02-25

オフィスWi-Fi環境の最適化|遅い・切れるを解消するネットワーク改善術

オフィスのWi-Fi環境を最適化する方法を解説。Wi-Fi 6対応・アクセスポイント配置・チャネル管理など、品川区のネットワーク専門会社が無線LAN改善の実践的なノウハウを共有します。

Wi-Fi無線LANオフィスWi-Fi 6アクセスポイント

オフィスのWi-Fi問題はなぜ起きるのか

「Wi-Fiが遅い」「接続が頻繁に切れる」「会議室でだけつながらない」——こうしたオフィスのWi-Fi問題は、多くの企業で発生しています。原因は単一ではなく、アクセスポイントの不足、チャネルの干渉、古い規格の機器の使用、過密な接続台数など、複数の要因が複雑に絡み合っているケースがほとんどです。品川区のオフィスビルでは、隣接テナントのWi-Fi電波との干渉が問題になることも多く、適切な設計と管理が不可欠です。根本的な解決には、環境調査を行った上での計画的な改善が必要です。

Wi-Fi規格の進化:Wi-Fi 6/6Eが変えるオフィス環境

Wi-Fi 6(802.11ax)は、前世代のWi-Fi 5と比較して最大通信速度が約40%向上し、多数の端末が同時に接続した際のパフォーマンスが大幅に改善されています。OFDMA(直交周波数分割多元接続)技術により、複数の端末への同時データ送信が可能になり、オフィスのような高密度環境でも安定した通信品質を維持できます。Wi-Fi 6Eではさらに6GHz帯が使用可能になり、混雑の少ない周波数帯での高速通信が実現します。機器のリプレースを検討する際は、Wi-Fi 6以上の規格に対応したアクセスポイントを選ぶことを強くお勧めします。

アクセスポイントの最適な配置設計

アクセスポイント(AP)の配置は、Wi-Fi環境の品質を決定づける最も重要な要素です。1台のAPでカバーできる範囲は、障害物のない環境で半径15〜20m程度ですが、壁や間仕切り、什器などの障害物によって大幅に減衰します。フロアプランに基づいたヒートマップ調査を実施し、電波の到達範囲と強度を可視化した上で配置を決定するのが理想です。天井設置型のAPを使用し、等間隔に配置することで、ローミング時の接続切れも最小限に抑えられます。品川区の高層オフィスビルでは、フロアの形状や窓からの反射も考慮する必要があります。

チャネル管理と電波干渉の回避

Wi-Fiのパフォーマンスを維持するには、適切なチャネル管理が欠かせません。2.4GHz帯で干渉なく使えるチャネルは1ch・6ch・11chの3つしかなく、APが多い環境では必然的に干渉が発生します。5GHz帯は利用可能なチャネル数が多いため干渉が起きにくく、高速通信に適しています。APの自動チャネル選択機能を活用しつつ、定期的にWi-Fiアナライザーツールで周辺の電波状況をチェックし、必要に応じて手動でチャネルを最適化しましょう。DFS(動的周波数選択)チャネルの活用も有効ですが、気象レーダーとの干渉による切断が起こり得る点に留意が必要です。

キャパシティプランニング:同時接続台数の設計

オフィスWi-Fiの設計では、同時接続台数の見積もりが非常に重要です。従業員1人あたりPC・スマートフォン・タブレットの3台を接続すると仮定し、さらにIoTデバイスや来客用の接続も考慮します。一般的なビジネスグレードのAPは、30〜50台程度の同時接続が推奨上限とされています。フロア全体の接続台数を想定したうえで、必要なAP台数を算出し、将来の増員も見据えた余裕のある設計を心がけましょう。

ゲストネットワークの分離とセキュリティ

来客や外部パートナー向けのゲストWi-Fiは、社内ネットワークと完全に分離して提供することがセキュリティ上の鉄則です。ゲスト用のSSIDを別に設定し、VLANで社内ネットワークとは別セグメントに配置します。帯域制限を設けることで、ゲストの利用が社内業務のパフォーマンスに影響することも防げます。認証方式としてキャプティブポータルを導入すれば、利用規約への同意を求めつつアクセスログを記録することも可能です。品川区を拠点とする株式会社オブライトでは、オフィスWi-Fi環境の現地調査から設計・構築・最適化まで一貫して対応しています。Wi-Fi環境の改善をお考えの企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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